フューリー : The Fury (1978)

超能力をもつ少年をめぐりそれを利用しようとする諜報機関とそれを阻止しようとする父親、同じように超能力をもつ少女などを描くサスペンス・ミステリー映画。監督はブライアン・デ・パルマ、助監督はドナルド・E・ヘイツァー、撮影はリチャード・H・クライン、音楽はジョン・ウィリアムス、編集はポール・ハーシュ、美術はリチャード・ローレンス

監督:ブライアン・デ・パルマ
出演:カーク・ダグラス、ジョン・カサヴェテス、キャリー・スノッドグレス、チャールズ・ダーニング、エイミー・アーヴィング、フィオナ・ルイス、アンドリュー・スティーブンス、キャロル・ロッセン、ルタニア・アルダ、ジョイス・イーストン,ウィリアム・フィンレイ、ジェーン・ランバート、サム・ルイス、J・パトリック・マクナマラ、アリス・ナンなど。

フューリー : The Fury (1978)のあらすじ

1977年、アフリカのカサブランカ。ピーター(カーク・ダグラス)は、元アメリカ合衆国最高特務機関の諜報員であったが、妻が息子ロビン(アンドリュー・スティーブンス)を産み落して死んでからはアメリカの地を踏んでいなかった。ロビンは高校を卒業後シカゴの大学へ進学することになっていたが、念力を駆使できる超能力をもつ天才であることから、ピーターの同僚チルドレス(ジョン・カサヴェテス)がロビンを諜報機関の活動に利用使用としていた。

そのことにピーターが不賛成であることを知っていたチルドレスは、ある海水浴場に遊びに来ていたピーター親子をアラブ人に襲撃させロビンを誘拐する。ロビンを追ってシカゴへ渡ったピーターはそのためにチルドレスとその配下に狙われる身となる。

一方、この市にギリアン(エイミー・アーヴィング)という17歳の少女が母親と暮らしていた。彼女もまた超能力をもつ不思議な少女であったが、他人と肉体の一部を接している時、激しい怒りや嫌悪の情がおきると、相手の鼻や肉体の部分から血が噴出するという呪われた面をもっていた。そのためギリアンはパラゴン精神分析研究所で、テストを受けることになっていた。

ピーターはシカゴにつくとすぐパラゴン研究所につとめる恋人のヘスター(キャリー・スノッドグレス)に連絡し、ロビンを探して欲しいと頼む。パラゴン研究所でマッキーバー医師(チャールズ・ダーニング)からテストを受けていたギリアンは、ある夜、幻覚に襲われ、ギリアンに手をにぎられていたマッキンバー医師の手から血が噴出する。ロビンもチルドレスによってパラゴン研究所に入れられていたが、今はSIPという施設でスーザン(フィオナ・ルイス)という美人に付添われながらテストを受けていた。チルドレスはギリアンにも強い関心をもち彼女のことを詳しく知ろうとし、ピーターもまたヘスターを通じてギリアンの存在を知り、彼女の力でロビンの行方を探そうとしていた。

ギリアンは幻覚を見た翌日、彼女のお気に入りの女医リンドストロム(キャロル・ロッセン)にテストを受けている時、SIPにいるロビンと呼応するかのように互いにある作用が起こった。ロビンの興奮状態は続き、悪化する一方だった。気晴らしのためスーザンに遊園地に連れていかれたロビンは、そこで多数のアラブ人の乗っている観覧車を念力で爆発させてしまう。ピーターにたのまれてギリアンを研究所から連れだしたヘスターはチルドレス配下に襲われ絶命する。やっとギリアンに会えたピーターは、彼女の協力でロビンのところに行きつく。しかし、部屋に入るとロビンは興奮しており、ふたりは悶着の末、窓から落ちてしまう。そして、翌朝ギリアンを連れ出そうとチルドレスが部屋に入った瞬間、ギリアンの怒りは爆発するのだった。

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